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質疑応答153

【質問】


問1 一切経の中に深法と言われる経が二つあるがそれは何か、根拠をそれぞれ挙げて示せ。

答1

法華経………法華経を信じえない者の為には如来の余の深法を教えよ。(嘱累品)
大無量寿経…無量寿仏を念じその国に生れんと願ずべし、若し深法を聞きて歓喜信楽し疑惑を生ぜず。(大無量寿経下巻)

(平成7年度後期 講師試験問題  10月29日実施)


疑問:実際は、深法とは般若経典を意味すると考えますが、いかが思われますか?



【回答】


 般若経典を深法と考えることもできると思いますが、上記の問答は、存覚上人の「法華問答」を元に作られたものだと思います。

●『法華』の七(嘱累品)にいわく、もし衆生ありて信受せざらんものは、まさに如来余の深法のなかにおいて示教利喜すべし。『法華』を信ぜざるものは余教のなかにおいて示教利喜すべしという文分明なり。この文を見ながら『法華』を信ぜざるものは謗法なりといい、『法華』以前の教に得益なしという、不足言なり。『法華』のほかに深法ありということ、誰かこれをあらそわん。いうところの深法というは、すなわちこれ浄土の教をさすなり。ゆえいかんとなれば、弥陀の本願釈迦の留教、諸仏の証誠かぎりて浄土の教にあり、『無量寿経』の下巻にいわく、無量寿仏を念じたてまつり、そのくにに生ぜんと願じて、もし深法をききて歓喜せんと。いまだ諸教のなかにおいてかくのごときの説を聞かず。(法華問答)



【質問】

問9 聖道の慈悲と浄土の慈悲の違いを平易な言葉で簡潔に説明せよ。

答9 ○聖道の慈悲は、どう生きるかの慈悲
   ○浄土の慈悲は、なぜ生きるかの慈悲

(平成7年度後期 講師試験問題  10月29日実施)


疑問:理解できません。実際にこのように説明されているのでしょうか?親鸞会では歎異抄を引用して説明されないのでしょうか?



【回答】


 親鸞会では、このように説明されています。歎異抄の解説の中で、このように言われたと記憶しています。

 ところで、「聖道の慈悲」と「浄土の慈悲」は、自力と他力という違いがありますが、どちらも「出世間の善」ですので、親鸞会的に言えば「なぜ生きるかの慈悲」になると思います。

 「聖道の慈悲」を、「どう生きるかの慈悲」と表現するのは、不適当だと思います。

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