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質疑応答188

【質問】


②.お経によると、「善因善果 悪因悪果 自因自果」ではなく、

正確には「善因楽果 悪因苦果 自因自果」である、とどこかで書かれていたのですが、

この二つは何が違うのでしょうか。善ができなければ、「悪い結果」であろうが、「苦しい結果」であろうが、

「後生の一大事」(死んだら地獄)に変わりはないように思うのですが。



【回答】


 言葉遣いの違いなので、そんなにこだわる必要はないと思いますが、「善因楽果悪因苦果」の方が、一般的のようです。
 すでに説明した通り、私たちの受ける「結果」というのは、物理的な現象ではなく、「楽」や「苦」という心の問題です。そう考えると、「楽果」「苦果」の方が、適切な表現だと思います。

 あと、貴方は「後生の一大事」(死んだら地獄)と書かれていますが、「後生の一大事」と蓮如上人が仰っているのは、「往生浄土の一大事」という意味で、「死んだら地獄」という意味ではありません。

 悪ばかり造っていれば、死を待つことなく、この世から地獄になります。これも説明済みですが、仏教でいう因果の道理は、現在の業の状態で結果が表れます。
 悪業の人は、この世から苦しみ続けですので、その延長で、死後も苦しみが続くと教えられているのです。

 今が地獄の人が、未来に地獄へ堕ちても、それは当り前のことですから、「一大事」とは言われません。

 浄土というのは、本来は、善のできる人しか往けない世界です。その浄土に、善の出来ない者が往生できるとすれば、それは大変なことです。そこで、阿弥陀仏のお力によって浄土往生することを、「一大事」と仰っているのです。


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